コンダオ島とは?
まずはコンダオ島(コンダオ諸島)についてChatGPTからご紹介。
コンダオ島とは?
ベトナム南部、南シナ海に浮かぶコンダオ諸島(Con Đảo)は、ホーチミンから国内線で約1時間、手つかずの自然が広がる静かな離島です。
その中でも最大の島「コンソン島(Côn Sơn)」が、観光や宿泊の拠点として知られています。豊かな自然とウミガメの楽園
コンダオ島は、国立公園に指定されているほど自然保護が徹底されており、サンゴ礁やマングローブ林、透明度の高い海に囲まれた“エコツーリズムの聖地”です。
特にウミガメの産卵地として有名で、世界的にも貴重なアオウミガメの保護活動が盛んに行われています。歴史の影も残る“記憶の島”
また、コンダオ島はフランス植民地時代やベトナム戦争時代の政治犯収容所があった場所としても知られています。
今も残る刑務所跡や博物館、慰霊碑は、訪れる人々に深い歴史の傷と平和の大切さを語りかけてきます。観光地化されていない静けさが魅力
観光客はまだ少なく、リゾートホテルはあるものの大規模な開発は進んでいません。
そのため、「自然に包まれてゆっくり過ごしたい」「観光地の喧騒から離れて心を整えたい」という人にぴったりの場所です。
つまり日本でいう沖縄の離島みたいな?楽しそ~!(沖縄の離島行ったことないけど)ぐらいのノリで軽く行くことを決めました🌟もともとベトナムにも行きたかったし🌟一石二鳥✌🌟
東京⇒ホーチミンへ
まずは深夜便でホーチミンへ。深夜1:30出発⇒早朝5:25着の便です。
時差が2時間あるのでフライト時間は約6時間。3時間は寝たいな…と思いながら搭乗しました。
搭乗前の心配をよそに、座席に座った瞬間爆睡笑。起きたのは機内食が配られた時でした🤤。
定刻朝にはホーチミン・タンソンニャット空港に到着…したのはいいものの入国審査が早朝で審査官が少ない+到着便が重なって列にならないほどの激混み。
このあとコンダオ行きの8時発の便を予約していたのですが、入国審査を突破したは7時過ぎでした😇
なんとか入国してすぐ目の前にある両替所で当面の現金を入手して国内線ターミナルへ向かいます。
ベトナム国内線でコンダオへ
5月なのに真夏のクリスマス気分の国内線ターミナル。
時間もないのでさっさとチェックイン。
今回ベトナムの祝日と被っており、エコノミーが満席のためプレミアムエコノミーで予約していました。
そのためラウンジが利用できたのですが、時間がないためスルー😇
予定通り搭乗開始。小さなプロペラ機に乗り込み、約1時間の空の旅です。
プレエコだとドリンクの他にマフィンが機内でサービスされます。
座席はエコノミーと変わらないどころかど真ん中に配置されてます😂
深夜移動で疲れた私はほぼ爆睡。あっというまにコンダオ空港に到着です。
前情報ではタクシーが殆どいないとのことでしたが、客引きされたので以前よりは増えているのかもしれません。タクシーカウンターも一応ありました(人は居ませんでしたが)。
今回はホテルに送迎をお願いしていたため運転手と合流して、他のお客さんとともにまずはホテルに向かいました。
宿泊したホテル「Golden Rose Hotel」
今回泊まったのは、コンダオ島内の静かなリゾートホテル「Golden Rose Hotel」。
海の近くのローカル感がある素敵なホテルです。
いい感じのローカル感。わくわくします。
ベトナムの祝日ということもあって現地の人でかなり賑わってます。
ロビーもひろびろ。
ロビーで販売しているお土産もとっても興味深くていいかんじ。
コンダオ名物の海苔や、ココナッツだけで作ったココナッツ飴の他に紅茶と間違えて飲んでしまいそうな木酢液など、面白くて見ているだけでも楽しかったです☺そしてなにより安い!
何とこのホテル、スイートルームが一泊1.5万円泊まれてしまうので空いていればスイートをおすすめします。部屋が広くて景色が抜群です。(写真撮り忘れました…)
従業員の方はほとんど英語が使えないですが、翻訳アプリを駆使すればなんとかなります。マネージャーの方は英語OKなので、困ったらマネージャーの方を呼んでもえらえば大丈夫です!
実は最初別のホテルに泊まろうと思っていたのですが、飛行機と同じく祝日の影響で満室😇
ブルジョワだったらシックスセンシズに迷わず泊まるのですが、平民には中々手が届かないので慌ててこのGolden Rose Hotelを予約したという経緯があり、あまり期待していなかったのですが思った以上に素敵なホテルでした!
一点だけ注意点があるとすればお湯がでないことくらいですが、暑いのであまり気になりませんでした~
最初泊まりたかったホテルはこちら「The Secret ConDao」。
ここは4つ星リゾートホテル。ちらっとバーのみ利用してみましたが欧米のかたが多めな印象でした。
あ~次は泊まってみたいな~~~!
コンダオ刑務所
ホテルに荷物を預けて、さっそくコンダオ刑務所見学へ。
ホテルから歩いて10分くらい。
コンダオ島を語る上で外せないのが、かつてこの島が「地獄の島」とも呼ばれた歴史です。
コンダオ刑務所は、フランス植民地時代(1862年〜)に政治犯を収容するために建てられ、その後も南ベトナム政権やアメリカ軍に引き継がれ、1975年の南北統一まで実際に使われていた施設です。
構内には複数の監獄棟があり、特に有名なのが「虎の檻(トラの檻/Chuồng Cọp)」と呼ばれる独房エリア。
ここでは、囚人たちが金網で覆われた狭いスペースに閉じ込められ、日光も水も制限されるという非人道的な拷問が行われていました。展示されている蝋人形はリアルすぎて、見ているだけで胸が苦しくなります。
明るい南国の風景とは対照的な、歴史の重さと残酷さを体感する場所でした。
ちょっと気分的に写真を撮ることができなかったので、気になる方はgoogle mapの写真を見てみて下さい☺
コンダオ刑務所
住所:Nguyễn Chí Thanh, Côn Đảo, Bà Rịa – Vũng Tàu, ベトナム
コンダオ博物館
刑務所の見学後は、すぐ近くにあるコンダオ博物館(Bảo tàng Côn Đảo)へ。
こちらは、島全体の歴史と文化、そしてコンダオで犠牲になった人々に焦点を当てた公的施設です。
館内には、政治犯の遺品や当時の手紙、拷問器具、写真などの貴重な資料が多数展示されています。なかでも印象的だったのは、実際の囚人たちが書いた詩や日記の断片。
恐怖と絶望の中でも「祖国の未来を信じる」といった言葉が記されていて、読むたびに目頭が熱くなりました。
また、ホーチミン主席の足跡や思想にも多くの展示スペースが割かれていて、ベトナム全体の近代史とのつながりも学べます。
観光地としてというよりコンダオに限らないベトナムの歴史の学びの場としての雰囲気を強く感じました。
博物館と刑務所に両方行かれる方は、先に博物館に行って50kドンで他の観光地も含めて見学できるチケットを購入されることをおすすめします。
わたしはリサーチ不足で逆に行ってしまったため両方で50k支払いました…😇
コンダオ博物館
住所:2 Đường Nguyễn Huệ, Côn Đảo, Bà Rịa – Vũng Tàu, ベトナム
ココナッツアイス🍨休憩
たっぷり歩いて少し休憩。博物館と刑務所の間にあるカフェに行きました。
ココナッツに入ったココナッツアイス。
自然な甘さとシャリっとした食感が最高で、暑さも疲れも吹き飛びました。
このカフェとにかく雰囲気が良くて、通り抜ける風を心地よくて油断すると一日居れてしまいそう。
ハンモック席もいくつかあって、運悪くすべて埋まっていて座れなかったのですが座ったら本気で動けなかったかもしれません…😇
Quán cafe vườn dừa Ngân Tâm
住所:MJQ7+7CQ, đảo Côn Sơn, Côn Đảo, Bà Rịa – Vũng Tàu, ベトナム
バインミー休憩
なんとか重い腰を上げてカフェを後にしてコンダオ市場に向かっていたのですが、ココナッツアイスで食欲に火がついてしまいバインミー休憩をはさむことに。
ベトナム語は全く分からないので指さし注文。
英語が分かる店員さんがいらっしゃったので人数分にカットしてもらうことに成功!
外がカリッと、中は柔らかのおいしいバゲット。そしてこんがり焼かれた豚肉、新鮮なコリアンダー、ピリッとした野菜のピクルス、そしてクリーミーなパテ。やっぱりバインミーって美味しい~~~
BÁNH MÌ TUẤN MẬP. SAIGON-CONDAO
住所:Khu 8 Tô Hiệu, Côn Đảo, Bà Rịa – Vũng Tàu, ベトナム
コンダオ市場でドリアン物色
その後はやっとコンダオ市場へ。
お昼近くに行ったからか、人はまばら。
海鮮は残り香のみ、果物や野菜がいっぱい。
中でも目を引いたドリアン。わたしフィリピンでドリアンの虜になってしまったので、心惹かれる気持ちもありつつ、美味しいドリアンが選べるか不安もありつつ、いくらなのかも気になりつつで一旦スルー。
市場を抜けたところにナイトマーケットのような飲食店が連なるスペースがありました。
ここでやっとこさ正式にランチをとることに。
全く読めないベトナム語とお気持ち程度の英語。
おすすめされたBánh Canhを食べてみることに。米とタピオカで作ったもちもちの麺がカニ風味のスープに入っています。ベトナムらしく香草もりもり。
Ốc hương hấp sả(ゾウゲバイのレモングラス蒸し)
こりっこりの巻貝の食感とさわやかなレモングラスが心地よすぎて一生食べてられる美味しさ。
名前は忘れましたが激押しされた炒め飯。確かに火入れが抜群でめちゃくちゃ美味しい!そして量が多い!
大満足のお食事の後はやっぱり甘いものが食べたい!ということでドリアンを購入することに。
店員のお姉さんと相談して完熟してそうなものを購入。その場でカットしてもらいました。
海の近くのベンチに座っていざ実食🤤
匂いはなかなか強烈だけど、完熟したものはとろける甘さ。最高に美味しかったです!
コンダオ市場
住所:đường Đường Phạm Văn Đồng, Côn Đảo, Bà Rịa – Vũng Tàu, ベトナム
ハンズオン墓地
夜になって訪れたのは、コンダオ島のもう一つの重要な場所、ハンズオン墓地(Nghĩa trang Hàng Dương)です。
ここには、コンダオ刑務所で命を落とした数千人の政治犯たちが眠っています。
墓地の奥には、特に人々の信仰を集めている一人の女性のお墓があります。
それはボーティーサウ(Võ Thị Sáu)さん。
彼女はフランス統治下で抗仏運動に参加し、たった19歳で銃殺刑に処されました。ベトナムでは「女性英雄」として知られ、いまでも多くの人が彼女の墓に花やお供えを持ち、願いごとをします。
地元ではパワースポット的な立ち位置の場所でもあるらしいのですが、日が暮れてからの墓地なのでちょっとどきどきしながら向かったのですが現地は賑やかお祭り騒ぎ😂ちょっとほっとしました。
ハンズオン墓地
住所:MJV8+V6F, Côn Đảo, Bà Rịa – Vũng Tàu, ベトナム
海鮮祭り
ハンズオン墓地から帰ってくるタクシーの運転手のおじさんに、翻訳アプリを駆使して連れて行ってもらった美味しい海鮮屋さんにきました。
メニューから選ぶこともできますが、せっかくなので水槽からお目当ての貝とカニをチョイス。
まずは貝!貝の種類は分かりません!笑
味付けは葱油に葱とナッツ!お昼の貝もそうですが、貝がぎゅむぎゅむで美味しい(表現)!!
これは隣のテーブル見て美味しそうで思わず注文してしまったイカのタマリンドソース炒め。
ぷりぷりでめちゃくちゃ美味しかったです🤤!!!
そしてついに今夜の目玉のカニ!2種類頼んでこちらは1種類目!
イカと同じくタマリンドソース味つけ。
タラバガニに近いかんじのいわゆるカニ!!という美味しさ🤤
そしてお次のカニ🦀こちらはムーンクラブ。ベトナムでも中々食べられない珍しいカニです。
こちらはシンプルな蒸しで頂きましたが全然違う!とっても肉厚なのに淡泊でさっぱりとしているんですが甘味がすごい!蒸しただけなのに!!蒸しで大正解!!
この甲羅の点々が特徴。写真だと伝わりにくいですが本当に殻が厚い。
美味しく頂きました🙏ありがとうございました🙏
Ốc Đêm Bình Nguyên
住所:MJP5+PWX, Đường Phạm Văn Đồng, Côn Đảo, Bà Rịa – Vũng Tàu, ベトナム
secret con daoのバーでまったり
1日の締めくくりは、「Secret Con Dao」のバーでゆっくりカクテルタイム。
テラス席で風に吹かれながら、旅の余韻に浸るひととき。
遠目に見える浜ではたくさんの人の姿も。夜の浜ってそんな人でるもん?
明日はついに亀に会いに無人島🐢楽しみです!
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